エナジックとは?
エナジックは、還元水生成器などの販売を中心に事業を展開している企業です。
現在の株式会社エナジックにつながる事業は、大城博成氏が1974年に設立した日本シグマック株式会社から始まり、その後、還元水関連事業へ転換。1997年に株式会社エナジックとして再スタートしたとされています。
エナジックでは一般的な小売販売だけでなく、商品を購入した人が一定の手続きを行い「販売店」となり、商品を紹介・販売することで報酬を受け取れる仕組みを採用しています。
いわゆるネットワークビジネス、MLM(マルチレベルマーケティング)と呼ばれる販売方式です。
2023年版のエナジックビジネスガイドでは、世界26カ国への展開、46カ所の事業所、世界の登録者200万人超などが紹介されています。なお、これらは資料作成当時の数字であり、現在の状況とは異なる可能性があります。
エナジックの主な商品
エナジックの中心商品となっているのが、家庭で使用する還元水生成器です。
2023年版資料では、以下の商品などが紹介されています。
レベラックK8
還元水・強酸性水連続生成器で、8枚の電極板を搭載したモデルです。
2023年版資料記載価格は547,800円(税込)となっています。
レベラックSD501プラチナム
還元水、浄水、酸性水など複数種類の水を生成できるモデルです。
2023年版資料記載価格は437,800円(税込)です。
レベラックJrⅣ
比較的コンパクトな還元水生成器で、2023年版資料では327,800円(税込)とされています。
レベラックスーパー501
還元水・強酸性水連続生成器の上位モデルとして紹介されており、2023年版資料記載価格は767,800円(税込)です。
このほか、風呂用ミネラルイオンウォーター生成器「アネスパDX」なども取り扱っています。
※商品構成や価格は変更される可能性があります。購入を検討する場合は最新の公式情報を確認してください。
エナジックビジネスの始め方
エナジックの特徴の一つが、商品を購入した人が販売店として活動できる仕組みです。
2023年版ビジネスガイドでは、基本的な流れを次の3段階で説明しています。
- 還元水生成器を購入する
- 販売店登録を行う
- 還元水生成器を販売・紹介する
資料では、販売店登録について「登録料・ノルマ・在庫の必要はない」とされる一方、概要書面を確認し、コンプライアンスセミナーを受講する必要があると説明されています。販売活動を行わない「愛用者」として購入することも可能です。
つまり、
商品を使うだけの人
と
商品を紹介してビジネスとして活動する人
を分けて登録できる仕組みです。
エナジックの1A~6Aとは?
エナジックの報酬制度を理解するうえで重要なのが、
1A・2A・3A・4A・5A・6A
というランクです。
自分だけではなく、自分のグループ全体での販売実績などによってランクが上がっていきます。
資料では、販売台数や一定の販売金額などの条件を満たすことでランクアップし、ランクが上がるにつれて獲得可能な販売マージンも変化すると説明されています。
例えば6Aについては、1A~5Aラインにおける累積販売台数が合計100台以上となった段階で6Aラインを設定でき、6A昇格には販売金額についても条件が設けられています。
単純に「何人紹介すればランクアップ」という仕組みではなく、
グループ販売実績+配置+販売金額など
を組み合わせた制度になっている点が特徴です。
エナジック独自の「8ポイントシステム」とは?
エナジックの報酬プランで特徴的なのが、
8ポイントシステム
です。
商品が販売されると販売マージンがポイントとして計算され、そのポイントを一定のルールに基づいて上位の販売店へ分配していく仕組みです。
直接紹介した人だけではなく、その下のメンバーによって発生した販売についても、ランクや配置、段階などの条件によって販売マージンを受け取れる場合があります。
また、1Aから6Aまでランクが上がるにつれて、1回の販売から取得できるポイント数も変化します。
そのためエナジックでは、
「自分が何台販売したか」だけではなく、「グループがどのように成長しているか」
も報酬に関係します。
「ライン」と「段階」を理解すると分かりやすい
エナジックの報酬制度では、
「ライン」
「段階」
「ポイント」
という3つの言葉がよく登場します。
ライン
自分が直接紹介した販売店を起点として形成されるグループです。
段階
自分から何世代下にいる販売店なのかを表します。
直接紹介した販売店が1段階、その人が紹介した販売店が2段階、その下が3段階という考え方です。
ポイント
商品販売時のマージンを計算するために使われる単位です。
ランクが上がることで取得可能なポイント数が増えていく仕組みになっています。
この3つの関係を理解すると、エナジックの報酬プランが把握しやすくなります。
6Aになると報酬制度がさらに変わる
エナジックでは6Aが一つの大きな節目になっています。
6A達成後は通常の販売マージンだけでなく、条件に応じて別のボーナス制度が用意されています。
2023年版資料では、
・タイトルインセンティブ
・6Aグループセールスボーナス
・6Aステップアップボーナス
・6A育成奨励金
などが紹介されています。
さらに、自分のグループから6A達成者が増えることで、
6A2 → 6A2-2 → 6A2-3
といった上位ステージへ進む仕組みも示されています。
つまりエナジックは、単に自分自身が商品を販売するだけでなく、
販売店を育成し、グループ全体を拡大していくこと
を重視した報酬体系になっています。
エナジックの特徴
エナジックの仕組みを整理すると、主な特徴は次のようになります。
・還元水生成器など実際の商品を販売するビジネス
・愛用者として商品だけを購入することも可能
・販売店は1A~6Aなどのランク制度がある
・直接販売だけでなくグループ販売も報酬計算に関係する
・独自の8ポイントシステムを採用
・6A以降には複数のボーナス制度がある
・海外にも事業展開している
また、エナジックの資料では「体質の還元」「公平で高収益の還元」「リアルタイムのスピード還元」「感謝(情)の還元」「地域社会の還元」という5つの考え方を掲げ、それをビジネスモデルに反映していると説明しています。
エナジックを検討するときに確認したいポイント
エナジックに限らず、ネットワークビジネスへの参加を検討するときは、報酬例だけを見るのではなく、実際の活動条件を確認することが重要です。
特に確認しておきたいのは、
・最初に必要となる商品購入費用
・販売店として維持するための条件
・報酬が発生する具体的な条件
・直接販売と間接販売の違い
・ランクアップ条件
・返品、解約、クーリング・オフ
・報酬を維持するために必要な活動
・商品自体を自分が継続して利用したいと思えるか
といった点です。
「高いランクになれば大きな報酬を得られる可能性がある」という説明と、
「実際にそのランクに到達できるか」
は別の話です。
資料に掲載されている収入シミュレーションや成功事例が、そのまま全参加者に当てはまるわけではありません。
MLMスクエアでも、収益や成功事例について、活動内容、経験、活動時間、市場環境などによって結果が異なり、同様の成果を保証するものではないという方針を示しています。
エナジックはどんな人が検討しやすい?
仕組みから考えると、エナジックは次のような人が内容を検討しやすいビジネスといえます。
商品そのものに関心がある人
ビジネス以前に、還元水生成器などの商品に価値を感じられるかどうかは重要なポイントです。
人とコミュニケーションを取ることが好きな人
商品の説明や紹介、販売店のサポートなど、人とのコミュニケーションが必要になります。
チームづくりに興味がある人
上位ランクになるほど、自分だけの販売ではなくグループ全体の活動が重要になってきます。
長期的に活動することを考えられる人
ネットワークビジネスは登録するだけで組織が自動的に拡大するものではありません。
商品説明、フォロー、販売、育成など継続的な活動が必要になります。
まとめ
エナジックは、還元水生成器を中心とした商品販売とネットワークビジネスを組み合わせた事業です。
特に特徴的なのが、
「1A~6Aのランク制度」と「8ポイントシステム」
です。
商品を直接販売した場合だけでなく、グループ内で発生した販売についても、ランクや段階など一定の条件に基づいてマージンが分配される仕組みになっています。
さらに6A以降には、グループ販売や6A販売店の育成などに関連した複数のボーナス制度があります。
一方で、報酬制度は比較的複雑です。
「どのくらい稼げるのか」だけを見るのではなく、
商品価格、活動条件、ランクアップ条件、報酬発生条件、解約・返品条件などを最新の概要書面で確認したうえで判断すること
が重要です。
なお、本記事で紹介した商品価格や事業規模、報酬制度等は主に**2023年版「Enagic Business Guide」**を参考にしています。現在は内容が変更されている可能性があるため、契約や購入を検討する際は最新の公式資料をご確認ください。

